Bootstrap4.xの使い方をBootstrap3.xからの変更箇所を交えて解説しています。
レイアウトユーティリティ(Utilities for layout)
モバイルフレンドリーでレスポンシブな開発を迅速に行うために、Bootstrapにはコンテンツの表示、非表示、整列、余白の設定ための数十種類のユーティリティクラスが組み込まれている。
display
を変更(Changing display
)
display
プロパティの一般的な値をレスポンシブで切り替えるには、表示ユーティリティを使用。グリッドシステム、コンテンツ、コンポーネントと組み合わせて、特定のビューポートで表示か非表示にする。
Flexboxのオプション(Flexbox options)
Bootstrap4はFlexboxで構築されているが、不必要な上書きを多く追加し、予期せずキーブラウザの動作が変更されるため、すべての要素の display
が display: flex
に変更されているわけではない。Bootstrapのコンポーネントのほとんどは、Flexbox対応で構築されている。
display: flex
を要素に追加する必要がある場合は、.d-flex
かレスポンシブ・バリエーションのいずれか(.d-sm-flex
など)を使用。このクラスや display
の値は、サイズ、配置、余白などのために特別なFlexユーティリティを使用できるようにするために必要である。
マージンとパディング(Margin and padding)
マージンとパディングの空白ユーティリティを使用して、要素とコンポーネントの間隔とサイズを制御。Bootstrap4には、1rem
のデフォルトの $spacer
変数に基づいて、空白ユーティリティの5レベルのスケールが組み込まれている。すべてのビューポートの値(margin-right:1rem
の場合は .mr-3
など)を選択するか、特定のビューポートをターゲットにするようにレスポンシブ・バリエーションを選択(md
ブレークポイントから始まる margin-right:1rem
の場合は .mr-md-3
など)。
可視性の切り替え(Toggle visibility
)
display
を切り替える必要がない場合は、可視性ユーティリティで要素の可視性を切替可能。目に見えない要素はまだページのレイアウトには影響あるが、視覚的には訪問者には表示されない。
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